暮らしの知恵

福岡市西区野方にある工務店、馬渡ホームの福田です。

今回は、C値(隙間相当面積)」について調べました。

前回のQ値(熱損失係数)」「UA値(外皮平均熱貫流率)

も住宅性能を知るうえで重要な数値ですが、

C値(隙間相当面積)」がもっと重要な数値になります。

福岡の高気密住宅C値(隙間相当面積)

 

C値(隙間相当面積)」とは

「どれくらい家に隙間があるか」を示し

C値は、1平方メートルあたりに存在する

隙間の面積を示す数値で、

「家全体の隙間面積」を「建物の延べ床面積」で

割ったものです。

C値が0ならば隙間が全くない事になり、

数値が大きくなるほど気密性が低く、

C値が低ければ低いほど隙間が少ない家になり、

高気密な家である証明になり温熱環境が良いことを示します。

断熱性能の高い建材を使っていたとしても、

隙間がありすぎると隙間風が吹き込んで、

どれだけ冷暖房を使っても快適な室温になりません。

気密性が高い家は、熱が逃げないため少しの冷暖房で

効率よく室内を快適な室温に保つことができ、

省エネになります。

福岡の高気密住宅C値(隙間相当面積)

 

同じ建材を使って同じ設計で家を建てても、

施工の丁寧さで隙間の生まれが違ってきます。

C値が高い住宅は、夏になると外のジメジメした空気と

熱が室内に入って冷房の冷風が外に逃げ、

冬は冷たい空気が外から室内に入って暖房の温風が

外に逃げてしまいます。

また、C値が高い住宅は室内の温度差が生じやすく

温度差がある空気が行き来すると壁内結露が

発生し、そこからカビや腐食がはじまります。

けど、スーパーウォールパネルは、

35年無結露保証があります。

関連記事

お家のQ値とUA値については、「Q値(熱損失係数)とUA値(外皮平均熱貫流率)の違い」の記事をご覧ください。

UA値の基準と断熱等級については、「UA値はどこを基準にしたら良いか。断熱等級ごとの家づくり」の記事をご覧ください。

 

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(株)馬渡ホーム  福田