福岡では18日夜から現在に掛けて雨や風の影響が見られます。
一部の地域では、停電が発生しているようです。台風の影響では風や雨よりも、長く停電したときの
方が、大変な場合もありますので、もし停電した時に今からでも出来る対処方法をお伝えします。
周辺が停電した、又は、いきなり電気が消えた時の確認
1. すぐに復旧する可能性があります。
室内のブレーカーを確認。全て上がっている(赤い表示になっている)場合は、一度本体のブレーカーを下げて、
数秒待ってから再びブレーカーを上げる
上記の方法で復旧しない場合は、周辺の地域一帯が停電している恐れがあります。
2. 携帯の充電を確認、家族に連絡して状況を伝える
災害対応に追われて、時間の経過とともに携帯の充電が無くなってしまうと連絡手段が取れなくなるので、
まずは繋がるかを確認しましょう。
2.5 モバイルバッテリーをかき集める
モバイルバッテリーは日頃複数持っていると便利です。携帯電話の充電や、最近ではハンディ扇風機や空調服や
冷暖ネッククーラーなど使い勝手が良いです。
3. 冷凍庫に保冷剤など敷き詰めて、すぐに使う飲食物はクーラーボックスか保冷バックに移す。
停電すると冷蔵庫や冷凍庫が冷えなくなるので、食品が使えなくなってしまいます。
災害時は極力冷蔵庫の扉の開け閉めを控えて、すぐに使う飲食物を先に小分けして使いましょう。
保冷剤は日頃から冷凍庫に敷き詰めておくと冷凍の効率が上がるそうです。
3.5 最近では持ち運びが出来る蓄電池(ポータブル電池)が売られており、およそ15万円程する高出力の機種であれば
冷蔵庫に使えば10時間程度は稼働してくれます。あるいは、10万円程するガソリンの発電機があると
携行缶でガソリンさえあれば同じく電力として活用できます。少し高い出費ですが、電気が使えると
様々な事が出来るので、優先度は高いと思います。
4. タンクレストイレは災害時の手動洗浄機能があるので、使用方法を確認する
タンクレストイレは災害時リモコンでは流れません。トイレの機能部には手動のレバーが
付いていますので、取説などで使い方を確認しましょう。取説が無い場合は、トイレの
フタや便器に記載されている品番(数字とアルファベット)でネット検索します。
ネットも連絡も使えない場合は、トイレ周りのフタをはずして、赤いレバーのような物が無いか手当たり次第
触って探し当てます。
5. 断水した時のトイレ利用
・タンクレストイレは、直接便器の中にバケツ1杯の水を入れます。この時、一気に流すようにしてください。
・タンク付きのトイレは、手洗い部のフタを外すと、水がタンクにたまっています。その容器にバケツや
ペットボトルを使って水を入れてください。ある程度ギリギリまで入ると、1~2回分流せる量になります。
タンク付きトイレは、タンク横のレバーを操作して水を流します。
6. 太陽光発電の自立運転を利用する
太陽光発電は、停電時でも日中発電しますが、切り替えが必要なのと、使えるコンセントが限られています。
取説を確認しましょう。使える電力も1000~1500W程度で、延長コードを利用しても一度に沢山の家電を
使えるわけではありません。目安としては、ドライヤーが1000Wなので、一つずつ家電を使用することがお勧めです。
ただし、空が曇っていると発電量は著しく低下するので、本体モニターの発電量をチェックしながら使いましょう。
携帯の充電くらいであればさほど気にせずに済みます。
7. エコキュートのお湯利用
エコキュートを利用されている方は、タンク内のお湯又は水を取り出して使うことが出来ます。
バケツや洗面器を用意して、外の本体下部のフタを開けてレバーかネジを回します。
取説か本体の説明分を確認しましょう。
8. 防災グッズはあらゆる災害に必要 キャンプ用品で流用出来る物も
市販の防災グッズに加えて、キャンプ用品は災害時に便利な物も多くあります。
オシャレで実用性もあるので、アウトドアに興味が無くてもお店を見てみると良いでしょう。
災害対策は備えあっても憂いなしですが、電気が使えない事は多くの影響があります。
家庭用蓄電地も今後需要は高まると思います。何か一つでもご参考になると幸いです。
ちなみに弊社の高気密高断熱の家で暮らすと、大雨や大風、地震、水害に対しても非常に頑丈になっています。
ほとんどの場合が、外の影響を受けにくく、部屋は静かです。大変な時こそ家族を守る家なのです。
住宅性能を上げていくことは家族を守ることにつながります。これからいえづくりをお考えの方は
ぜひ自衛のためにも良い家づくりに近づいてください。
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