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あっという間に2月が終わり、3月がきたような気がします。

現場のほうは、糸島市芥屋にて上棟し、

どんどん工事が進んでいますよ!

この現場の外壁には、全面に樹脂サイディングを採用しているので

完成が楽しみです!

 

弊社では高気密高断熱高耐震工法のSW工法を推奨し、

ご採用頂いておりますが、省エネで快適、健康に良い住み心地で

永く暮らしていただくためには、断熱と気密、換気と空調、

そして災害に強いこと。この要素のどれもが欠かせません。

その中でもよく見落とされがちなのが、気密性。

断熱材さえしっかり施工すれば、あたたかくなると思っておられる方は

多くいらっしゃるような気がします。

魔法瓶に例えると、容器にはしっかりと断熱材が入っていますが、

ふたが開いていると、暖かい飲み物も、冷たい飲み物も、

ふたが閉まっている時に比べて温度を保てないはずです。

お住まいでも同じで、隙間が多ければ多いほどそこから、

せっかく電気を使って温めたり冷やしたりした空気が

逃げていくことになります。

ほかにも気密性がないと、同じ断熱性能でも、

不快に感じたり、換気がうまく働かなかったり、

いろんな不具合が出てきます。

(これを説明すると長くなるので、詳しく知りたい方は、ぜひ弊社まで。笑)

このことからも気密性というのが非常に大切な要素だということを、

知っていただければと思っています。

 

その気密性がしっかりと施工されているかを、

弊社では1棟1棟第3者機関に委託して測定していただいています。

それがこれ↓↓↓です。

気密測定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のA様邸は気密性をあらわす数値であるC値が0.36でした!

(弊社スタッフブログに詳しい意味が書いてあるのでご参考下さい↓↓↓)

スタッフブログ

いまはC値に関する省エネ基準は法律では示されていませんが、

以前あったものだと東北から北海道地域の省エネ基準とされる数値が2.0ですから、

その住宅の約1/5の隙間しかないという高い数値でした。

気密測定3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果説明書にあるように、建物全体の隙間面積で5.4cm角の

隙間しかないということになるんです。

この性能が、省エネで快適、健康に良い住み心地で

永く暮らすためには大切なひとつなんです。

 

今日の現場よりは以上、おかもとでした。